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2018-05-31 服部桂×柳瀬博一 「メディアがわかりたいならマクルーハンを読め」 『マクルーハンはメッセージ メディアとテクノロジーの未来はどこへ向かうのか?』(イースト・プレス)刊行記念
「メディアはメッセージである」「グローバル・ビレッジ」等のフレーズで、1960年代に時代の兆児となったマーシャル・マクルーハン。カウンター・カルチャーの中で教祖として崇められた彼は、メディアというものを独特な表現で理論化し、その本質をとらえました。

彼が用いた言葉や理論は、その後インターネットの出現で改めて甦り、ベストセラー『〈インターネット〉の次に来るもの』を著したケヴィン・ケリー氏も繰り返し言及するなど、世界的に再評価の機運は高まっています。

マクルーハンにとってメディアとは何か、それはどこへ向かうのか。

5月17日発売の新刊『マクルーハンはメッセージ:メディアとテクノロジーの未来はどこへ向かうのか?』(イースト・プレス)では、ケヴィン・ケリー氏の翻訳でもおなじみの服部桂さんが問うています。

今回トークイベントのゲストにお迎えする柳瀬博一さんは、この春より東京工業大学でメディア論を教えています。元日経BP社の名物編集者にして敏腕プロデューサー。マクルーハンに言及した原稿も数多く書いています。

現場を熟知したお二人が、改めてメディアというものを考えるときに、マクルーハンという切り口がどのように有効なのか、そして今後のメディアとテクノロジーのゆくえをどう考えていけばよいのか、縦横無尽に語っていきます。

【出演者プロフィール】
服部桂(はっとり・かつら)
1951年、東京都出身。早稲田大学理工学部で修士取得後、1978年に朝日新聞に入社。87年から2年間、米MITメディアラボ客員研究員。科学部を経て、出版局で「ASAHIパソコン」副編集長、「DOORS」編集委員、「PASO」編集長。94年に新聞紙面で初のインターネット連載。その後、企画報道部でデジタル面、科学部でbeを担当。2011年から同社ジャーナリスト学校シニア研究員。メディア研究誌「Journalism」編集を担当。16年に朝日新聞社を定年退職後フリーに。著書に『人工現実感の世界』、『人工生命の世界』、『メディアの予言者』など。訳書に『ハッカーは笑う』、『人工生命』、『デジタル・マクルーハン』、『パソコン創世「第3の神話」』、『ヴィクトリア朝時代のインターネット』、『謎のチェス指し人形「ターク」』、『チューリング』、『テクニウム』、『<インターネット>の次に来るもの』。また『デジタルテレビ日米戦争』(共訳)、『「複雑系」を超えて』(監修)などがある。

柳瀬博一(やなせ・ひろいち)
1964年生まれ。東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院 教授(メディア論) 慶應義塾大学経済学部卒業後、日経マグロウヒル社(現・日経BP社)入社。「日経ビジネス」記者を経て、96年、日経BP社に出版局設立と同時に異動し単行本の編集に従事。主な担当書籍は、『小倉昌男 経営学』、『日本美術応援団』(赤瀬川原平+山下裕二)、『養老孟司のデジタル昆虫図鑑』、『アー・ユー・ハッピー?』(矢沢永吉)、『ピーコ伝』(ピーコ)、『ニッポンの課長』(重松清)、『ベルナール・アルノー、語る』など数々のヒット作を生み出す。2008年より日経ビジネス オンラインのプロデューサー。2012年より日経ビジネス、日経ビジネス オンライン、双方のメディアを担当するチーフ企画プロデューサーに。TBSラジオ「柳瀬博一・Terminal」、「文化系トークラジオ Life」パーソナリティとしても活躍。今春、日経BP社を退社し、東京工業大学で「メディア論」について教鞭を振るう。

http://bookandbeer.com/event/20180531_bt/